この結果は、私が参加して、本誌が、2010年の5月3日号で行った「働きがいのある会社」アンケートの結果であり、「あなたが働くモチベーションは何ですか」という問いに対して、全体で54%が、「給料」だと答えているのである。  サンプルは、働く人2014人。正社員、非正社員などバラエティに富んだ対象サンプルであり、内訳は正社員が78%であり、現在の労働市場の状況をおおよそ反映した対象者である。

 逆に、「仕事自体の面白さ」や「自分の成長を実感すること」などの、しばしば真のやる気の源泉だと考えられている要素を挙げた割合は、役員・経営者層を除くと、3割程度である。モチベーション3.0派から見ると、驚くべき内容なのである。仕事の面白さや、成長などではなく、お金によって働くモチベーションを感じる人が、(役員・経営者層を除くと)圧倒的に多い。この事実をどう評価するか。

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